Hostel: Part II

※この項目は、まだ未確認の情報が多いため、ROGER BART unofficial websiteであまり詳しく触れていないので、しばらくこちらに残しておきます。



2005年に公開された"Hostel"の続編。撮影完了。2007年6月8日全米公開予定

"Hostel"は、イーライ・ロス監督があたためていた原案をクエンティン・タランティーノに話したところ、タランティーノが惚れ込み「ぜひ撮るべきだ!」と製作総指揮にまでついてくれて撮った映画。生やさしいホラーではなく、すごい拷問映画、らしい(見ていません。絶対見ません)。その続編が、本作。

9月10日に第一報を知ったときは前作の存在を知らなかったので「へー、映画に出るんだー」とのんきに構えていた。しかし盟友から「とんでもない映画だよ!」と正体を知らされて愕然。検索して「ロジャー・バートは拷問する側かされる側のどちらかだろう」、なんて記事を読んで「そりゃそうだろうがどっちも願い下げだ」と嘆いても仕方のないことで……。


【あらすじ】
ローマに学びに来た若い女性三人組が、誘われてスロバキアのホステルに向かう……その先に待っているのは……。

言ってしまえばそれだけの話。Hostelでは若い男性三人組が毒牙にかかった。金を払って獲物を拷問殺人する金持ちたち。今回もそんな組織が出てくるらしい。

さて、ロジャー・バートはどんな役なのか? 2006年12月15日現在、はっきりした発表はない。が、想像させてくれる材料はある。デスパレートな妻たちで共演した(厳密には共演シーンはない)スーザンの元夫・カール・メイヤー役、リチャード・バージも出演。おそらくこの二人が“毒牙”ではないか、と思われる。薄弱な根拠はMTVによる、イーライのインタビュー記事。初めて作品の展開について詳しく語ったインタビューだ。

映画は女性三人のホステルへの旅を追う一方、まったく別の場所にいる二人の男の行動も追う。

「僕らがよーく知ってる人物(役者?)で、とてもとても人当たりが良く、まったく正常で普通の人たちだ。どこをとっても猟奇的な側面は見えない。ただ、実は彼ら、エキサイティングなことを探しているんだ。なぜなら、人生があまりにも退屈だから」

「物語は二つのグループの行動を交互に描きながら進行する。若い女性たち、二人の男。そしていよいよ、女達と男達は、おぞましい場所にたどり着き、合流する」

おそらく、この「よく知られている」「人当たりのいい普通の」男二人が、ロジャー・バートとリチャード・バージではないだろうか。ジョージ・ウィリアムズが人当たりのいい普通の男かどうかはともかく。役名は、ロジャーが「スチュアート」、リチャードは「トッド」と発表されている。

後半は拷問シーン満載になるのは目に見えているので、せめて前半、ロジャーとリチャードが「やがて殺人鬼に変身する、人当たりが良くてノーマルなビジネスマン旅行者」を演じてくれるのを楽しみにしたい。【追記】役柄はビンゴ。リチャードとロジャーがそれぞれ演じる役の性格の違いも面白そう。