FULL TRANSCRIPT OF MEL BROOKS INTERVIEW BY STEVE FRIESS, MAY 24, 2007

THE STRIP PODCASTメル・ブルックス電話インタビュー。ざっくりとした起こしはこちらに。音声はこちらに



以下はロジャー・バートについて触れている部分の抜粋です。「昨日まではアイゴールだった」。リアルすぎる(笑)。



FRIESS: We haven’t seen who’s playing the role of Dr. Frankenstein.

BROOKS: Roger Bart.

FRIESS: I thought he was playing Igor.

BROOKS: He was Igor. Until yesterday. Christopher Fitzgerald is Igor. An enormous talent. An imp of a man. He’s only 5-2. He’s darling. And Roger has Broadway in his bones. He’s the last living Danny Kaye we have left.

FRIESS: Which is funny because most of America probably only knows him from his role in “Desperate Housewives.”

BROOKS: I know. He took over the role of Leo Bloom in “The Producers.” Oh, he’s so good. He got promoted up the ranks. He deserves it. He started as a bit thing and then he became Leo Bloom and now he’s Dr. Frankenstein.

このインタビューの中で、メル・ブルックスの口から確定の俳優として語られたのは、


ロジャー・バート……………………………フランケンシュタイン博士
メーガン・ムラリー………………………エリザベス(博士の婚約者)
クリストファー・フィッツジェラルド………アイゴール(博士の不気味な助手)


ほぼ確定として語られたのは、


アンドレア・マーティン……………………フラウ・ブルッハー(博士の祖父の時代から城にいる女性)


サットン・フォスター(博士の助手・インガ)、シューラー・ヘンズリー(モンスター)については特に言及がありませんが、プレイビル、ブロードウェイワールド等の記事は、ほぼ確定と見てよいだろうとしています。


内容について触れている部分を読むと、冒頭は『プロデューサーズ』と同じく映画とだいぶ変わる模様。ミュージカルだから当然ですが、村人が歌って踊る賑やかなナンバー、と聞くと、スパマロットが浮かんでしまうのはなぜ(笑)。


このインタビューを読むと、つくづくメル・ブルックスが天才的なクリエイターであり、同時に商売人としての人生を全うしようとしていることを思い知らされます。挑発的な態度と、物作りに没頭する一面。メル・ブルックスの人生を、いつか誰かが芝居か映画にする日が来たら、どんなに取材をしてどんなに多角的視野でどんなに客観的な方向性で作ろうと、名のある演劇映画関係者がこぞって「違う! 事実はもっともっと●×△だ!!」と抗議するでありましょう。




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